消防士採用試験の論文

論文

消防士採用試験には、論文試験があります。

論文とは、まあ作文の一種なのですが、あるテーマに対して自分の意見を論理立てて述べるものです。

これが、普段文章を書く習慣のない人にはけっこう大変なようです。

どんな問題が出るのか

例えば、東京消防庁の一類(大卒相当)の論文試験の最近のテーマを列挙してみると以下のとおりです。

  • 住民の防災への意識を高めるための現状の課題をあげ、消防職員としてどのような取組みが必要か、あなたの考えを述べなさい。
  • 少子高齢化が社会に及ぼす影響をあげ、それに対する消防行政の取組みについて、あなたの考えを述べなさい。
  • 都市における国際化の進展が社会に及ぼす影響をあげ、それに対する消防行政の取組みについて、あなたの考えを述べなさい。
  • あなたが今までに最も困難だと感じた経験から学んだことをあげ、それをこれからどのように活かしていくか述べなさい。
  • さまざまな情報を収集・発信することが容易にできる現在の社会環境のメリットとデメリットをあげ、それについてあなたの考えを述べなさい。
  • 人間関係をよくするために、あなたがこれまでに行ったことと考えを述べなさい。
  • 情報の共有化の必要性について、あなたの経験と実績を踏まえて、考えを述べなさい。
  • 東京消防庁に都民が期待していることを挙げ、消防官として、あなたはどのように取り組むのか、考えを述べよ。
  • 社会におけるコミュニケーションの必要性を挙げ、あなたが持っているコミュニケーション能力を消防官としてどのように活かしていくのか述べよ。
  • 都民に信頼される消防官になるために、どのように取り組むのか、あなたの考えを述べよ。
  • 東京をより安全な街にしていくために、あなたが消防官としての立場で取り組みたいことを具体的に述べよ。
  • あなたが公務員に最も必要だと思うものをあげ、今後、あなたはどのように取り組んでいくのか述べよ。
  • 少子高齢化の進展が地域の安全に与える影響をあげ、それに対してどのように対応すべきか、あなたの考えを述べよ。

これらのテーマに800〜1,200文字で答えます。

ちなみに横浜市の去年の論文テーマは以下のとおり。

今、市民が「消防」に求めていることは何だと思いますか。あなたが消防職員となって、市民が「消防」に求めていることを実現するために取り組みたい内容を、その理由・方策も含めて具体的に述べなさい。

ちょっと東京消防庁は大げさなテーマ設定のような感じですが、基本的に、大きめの話題について訊かれ、その後、「あなたはどう思いますか」と訊かれるのが基本的なパターンです。

どうやって勉強するのか

まずは、論文ってどうやって書くんだっけ?というところから学びましょう。

普段文章を書く習慣がない人はそもそも文章を書くこと自体慣れていませんし、普通に日記やブログを書くのと論文を書くのはやり方が違います。

書店に行くと公務員試験の論文対策本がありますから、それを買ってきて読みます。

普通の文章と違って論文はどう組み立てればよいのか、消防士の論文試験によくあるテーマの例など、参考になる情報がたくさんあるはずです。

これを見て、基本的なパターンを身につけ、後は何度も書いてみることです。

試験の類いは何でもそうですが、基本パターンを何度もやってみて身につけるのが一番です。スポーツの練習と同じ。

基本パターンが身に付いていれば、多少応用編になってもだいたい対処できるものです。