消防士採用試験の難易度

ノートと鉛筆

消防士採用試験はどのくらい難しいのか。やはり公務員だから狭き門なのでしょうか。消防士採用試験の採用人数や倍率、難易度についてみていきます。

採用人数はどれくらいか

人数の比

消防士の採用人数は各消防本部の規模や採用方針によって異なります。

また、最近では財政の悪化などによる人員削減で大幅に採用人数を減らしている消防本部もあります。

団塊の世代が大量に退職するので、採用人数が若干増えている本部もあります。

例えば、全国最大規模を誇る東京消防庁の採用人数は、毎年1,000人を超えています。逆に地方都市では、ここ数年職員を採用していないという都市もあります。このように消防本部によって採用人数は様々なのです。

倍率はどれくらいか

グラフ

消防士採用試験の倍率は、各消防本部によっても違いますし、また年度によっても変わってきます。

東京消防庁は、毎年約15倍から20倍ほどあります。

東京消防庁や政令指定都市だから倍率が高いかというとそういう訳でもありません。大都市部は受験者数も多いのですが、採用人数も多いのです。

逆に地方都市は、採用人数が1名など極端に少ないところもあり、そこに受験者が殺到すれば自然と倍率も上がります。場所によっては200倍を超えるところもあります。

採用試験日程がずれたり、二次募集をかける消防本部もあります。

そのような場合は、倍率がものすごく高くなります。なぜなら、消防士の採用試験は併願する人がほとんどだからです。

なぜ併願するかというと、第一志望だけに絞るのはあまりにも危険なため、ほとんどの受験者が第二、第三志望の受験をしています。それくらい消防士の採用試験は、全国的にも倍率が高いといえます。

難易度はどれくらいか

ノートと鉛筆

消防士の試験は倍率も高いから、難易度もかなり高いのでは・・・と思われがちですが、実は難易度はそこまで高いとはいえません。

地方公務員の一般事務職の試験に比べると、しっかり勉強していれば解ける問題レベルです。

問題の質はそこまで難しくないのですが、やはり倍率が高いので、たとえ問題レベルが難しくなくても、自然と厳しい試験になってしまうのです。

そのため、問題1問1問を確実に正解する必要があります。逆に言えば、簡単な問題であるがゆえに、他の受験者も正解してくるので、小さなミスをしてしまうと命取りになります。

勉強のペースが分からない人は、公務員の予備校に通うというのも手ですが、自分で勉強出来るという人は、大卒程度の地方公務員試験問題集を繰り返しこなせば大丈夫です。

公務員試験は「パターン」が決まっています。そのパターンをしっかり頭に叩き込んで、繰り返し繰り返し問題を解くことが重要です。

もう一度言いますが、消防士採用試験は難易度の高い問題レベルではありません。

出題される問題のパターンをしっかりやっておけば、必ず解ける問題です。ただし、小さなミスは命取りになります。そのことを頭に入れて、自信を持って勉強に取り組んでください。

この地道な試験勉強を乗り越えることができる人は、消防士としてもしっかりやっていくことが出来る人です。すでに消防士としての自覚が試されます。やればできます。頑張りましょう。